現状に不満のある人は、いろんなことに対して「感謝する」ことができないと言えると思います。
それは仕事、恋愛、何でもそうですが…。
 
例えば、仕事をしていて職場に感謝できないといった場合、
その仕事自体が自分に合っているのか?ということを考えてみると良いと思います。

本当にその仕事が自分に合っているのであれば、
自ずと職場のいろいろなことに感謝できるはずです。


私の友人の例では、友人はその仕事が好きでやっているというわけではなく、
たまたまその部署に配属されてしまったということです。

そんな彼女にも、リーダーになってくれないかという話があり、
時給も20円上がることになったそうです。

時給が20円上がると、1ヶ月で約4000円近く収入がアップすることになるのですが、
彼女としては、リーダーになるのも嫌だし、時給も100円単位くらいで上がってくれると思っていたそうです。

しかし、今の世の中、時給が上がるだけでも幸せなことです。
また、リーダーを任せてもらえるということも、
本来であれば自分が認められたということで喜ばしい気分になっても良さそうなものですが、
彼女の場合は負担としか思えないようです。

彼女は職場を転々としており、
正社員になりたいと考えているようです。
しかし、年齢も40半ばですし、今の職場でリーダーになることが大変と思っているくらいでは、
正社員として働くことは難しそうです。

また、正社員として働いたとしても、
お給料はまた1からのスタートなので、今と同じくらいしかもらえることはないでしょう。


自分に合った仕事が見つからない彼女はかわいそうなのだと思いますが、
例えば仕事が気に入っていたらお給料が少々安くても…など、
適当な所で妥協することも必要だと思います。

本当に自分に合っている仕事なら、
認められてリーダーになったり、時給が上がる可能性もあるかも知れません。


現状に不満がある時は、その物事が本当に自分に合っているのかな、
ということを今一度考えてみるキッカケなのかも知れません。